産業用語集

エチレン
エチレン(ethylene、IUPAC命名法では エテン (ethene) )は、分子式 C2H4、構造式 CH2=CH2 で、二重結合で結ばれた炭素2個を持つ炭化水素。もっとも単純なアルケンである。工業的製法は、ナフサを主とする炭化水素を水蒸気と混合して800-900℃程度の高温で熱分解し、生成物を蒸留分離してエチレンを生産する。この生産設備はエチレンプラントと呼ばれ、石油化学工場の中核設備である。
ポリエチレン PE
ポリエチレン(米: polyethylene、英: polyethene)、略称PEは、エチレンが重合した構造を持つ高分子である。最も単純な構造をもつ高分子であり、容器や包装用フィルムをはじめ、様々な用途に利用されている。基本的にはメチレン(-CH2-)のくり返しのみで構成されているが、重合法によって平均分子量や分枝数、結晶性に違いが生じ、密度や熱特性、機械特性などもそれに応じて異なる。一般に酸やアルカリに安定。低分子量のものは炭化水素系溶剤に膨潤するが、高分子量のものは耐薬性に非常に優れる。濡れ性は低い。絶縁性が高く、静電気を帯びやすい。
高密度ポリエチレン HD
高密度ポリエチレン(こうみつどぽりえちれん、High Density Polyethylene-HDPEまたはPE-HD)は、繰り返し単位のエチレンが分岐をほとんど持たず直鎖状に結合した、結晶性の熱可塑性樹脂に属する合成樹脂。他のポリエチレン(PE)と比較し硬い性質から硬質ポリエチレン、製法から中低圧法ポリエチレンとも呼ばれる。旧JIS K6748:1995において高密度ポリエチレンとは密度0.942以上のポリエチレンと定義されている。
低密度ポリエチレン LD
低密度ポリエチレン(ていみつどポリエチレン、Low Density Polyethylene-LDPEまたはPE-LD)は、繰り返し単位のエチレンがランダムに分岐を持って結合した、結晶性の熱可塑性樹脂に属する合成樹脂。他のポリエチレンと比較し軟らかい性質から軟質ポリエチレン、製法から高圧法ポリエチレンとも呼ばれる。旧JIS K6748:1995において低密度ポリエチレンとは密度0.910以上~0.930 未満のポリエチレンと定義されている。その分岐構造から結晶化があまり進まず、融点が低く柔らかい性質を持つ。
フレコン 【英】:flexible container
フレコンとは、フレキシブルコンテナの略で、粉末や粒状物の荷物を保管・運搬するための袋状包材のこと。「フレコンバッグ」とも呼ぶ。省スペース、出し入れが容易、包材自体が軽量、搬送が容易、安価などの利点がある。
主な形状は円柱型、四角柱型で、投入は上部から行うものが多く、排出は底部が開くタイプと反転させるタイプがある。素材はポリエチレン、ポリプロピレンで、フォークリフトやクレーンで吊下げて搬送することが多いため、耐荷重性に優れた構造になっている。標準的な容量は100~1,000㎏程度。
収納するものの物性に合せ、耐薬品性、耐熱性、耐油性などの特性が付加され、逆に内容物を保護するため、遮熱、UVカットなどの機能も備えるタイプもある。当社で作っているパレットカバーですが、実はフレコンの内袋として使われる事もあるんですよ。